経営学部の就職先はこれがおすすめ!業界や職種、取得したい資格まで徹底解説

経営学部の就職先一覧!おすすめの業界や職種、取得すべき資格を紹介

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Bさん

就職先に悩む経営学部の学生。自身にはどのような業界や職種が適しているのか知りたがっている。

神奈川トヨタ自動車 リクルート室 室員

神奈川トヨタ自動車の採用担当。 トヨタモビリティ神奈川で営業職を経験したのち、採用担当へ。 現場経験を活かし、より”リアルなノウハウ”で就活生をサポートします。

Bさん

就職先選びで悩んでいるのですが、経営学部の学生にはどんな選択肢があるんでしょうか。
選択肢が少ない、なんてことはありますか?

リクルート室室員

そんなことはありません。
経営学部の学生は、経営管理や労務管理、会計学など、ビジネスに活かせる知識を多く学んでいるので、むしろ就職先の選択肢は多いですよ。

Bさん

そうなんですね! 安心しました!

リクルート室室員

では、良い機会ですので、経営学部の学生が実際に選んだ就職先、おすすめの業界や職種など、就職に関わることを詳しく見ていきましょう。

Bさん

よろしくお願いします!

目次

経営学部が実際に選ぶ就職先とは?

経営学部の学生は、どんな就職先を選んでいるのか?

経営学部の学生が実際に選んでいる就職先として、具体的には下記が挙げられます。

  • 卸売・小売業…27.3%
  • サービス業…20.0%
  • 製造業…14.2%
  • 金融・保険業…11.5%
  • 建設業…8.5%
  • 通信…7.7%
  • 公務員 教員…5.4%
  • 不動産…3.5%
  • 運輸業…1.5%
  • 電気・ガス…0.4%

出典:名城大学「経営学部|学部・研究科別就職実績

名城大学によると、2024年卒の経営学部の学生は、27.3%が卸売・小売業、20.0%がサービス業、14.2%が製造業に進んだとしています

一方、東洋大学では22.7%が情報通信業、15.4%が卸売・小売業、11.7%が金融・保険業に就職するなど、大学によって就職先の割合に違いが表れます

出典:東洋大学「経営学部の就職状況

経営学部の就職先におすすめの業界

経営学部の学生が就職先に選びたい、おすすめの業界一覧

ここでは、経営学部の就職先におすすめの業界を10個、詳しく見ていきます。

・自動車業界
・金融業界
・IT業界
・メーカー
・卸売・小売業界
・コンサルティング業界
・広告業界
・教育業界
・不動産業界
・公務員

自動車業界

自動車業界は、自動車の製造開発や販売などをおこなう業界です。

製造業は、自動車を作る自動車メーカー、自動車のパーツを作る部品メーカーなどがあり、数万に及ぶ産業が関わる総合産業といわれます。

小売業には、完成した自動車を販売するディーラー、中古車などを販売する中古車販売店などがあります。

製造開発や販売だけでなく、整備や輸送など、業界の規模が大きいことから、営業職や事務職、マーケティング職など、経営学部向きの職種が多くある業界です。

身に付けたマーケティングの知識や、市場調査やデータ分析などのスキルなども活かしやすく、おすすめの業界といえます。

金融業界

金融業界とは、お金の流れを円滑にし、経済活動を支える役割を担う業界です。

銀行や証券会社、保険会社やカード会社などが含まれ、具体的には個人や企業への融資、投資や資産運用・保険などの提案、決済サービスの提供などをおこないます。

営業職や事務職など、さまざまな職種があるものの、全体的に経営学部で学んだ会計や財務、金融の知識を活かしやすい業界です。

簿記のような会計関連の資格取得することで、就職活動はより有利になりますが、人気が高い業界であることから競争相手が多いという一面もあります。

数字に強いこと以外にも、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力など、自身の強みを見つけてアピールする必要があるでしょう。

IT業界

IT業界は、情報技術を取り扱うさまざまな業界の総称です。

業界には、Web・インターネット業界、ハードウェア業界、ソフトウェア業界、通信業界(通信インフラ業界)など、多様な業界が含まれています。

開発職やクリエイティブ職だけでなく、営業職やコンサルティング職などの職種があり、経営学部で学んだマーケティングや経営管理、生産管理などの知識を活かすことができます。

また、IT業界の中でも、Web・インターネット業界は、IoTやAI、5Gなど、新技術が積極的に開発されており、成長著しく将来性のある業界といえるでしょう。

そのため、IT業界に就職する経営学部の学生も珍しくありません。

メーカー

メーカーは、主に製品の開発や製造を手掛けています

自動車、食品、電化製品、医薬品など、幅広い分野があり、日本経済を支える根幹ともいえる業界です。

メーカーは、原材料から素材を製造する「素材メーカー」、素材を加工する「部品メーカー」、部品を製品に仕上げる「加工メーカー」、自社で製品の製造開発が完結する「総合メーカー」などがあります。

いずれのメーカーも、製品は企業や個人に対して販売するため、技術職や開発職だけでなく、営業職やマーケティング職などの職種があります

そのため、メーカーでは、商品開発論や経営管理論、海外にも市場があるのなら国際経営学など、経営学部で学んだ知識を役立てることが可能です。

卸売・小売業界

卸売・小売業界は、主に商品を仕入れ、企業や消費者に販売する業界です。

卸売業者はメーカーから商品を仕入れ、小売業者の企業に販売する役割を担います(BtoB)。

一方で小売業者は、消費者に直接販売する業務をおこなうのが特徴です(BtoC)。

経営学部で人気のある総合商社や専門商社などの商社は、基本的に小売業者の企業に販売するため、卸売業者に当たります。

卸売・小売業界は、経営学部で身に着けた販売管理論や経営戦略論、マーケティングなどの知識を役立てやすいというメリットがあります。

特に商社は、独立を視野に入れた知識を獲得できたり、大手であれば海外でも活躍する機会があったりといった理由から、経営学部の学生に人気です。

コンサルティング業界

コンサルティング業界は、主に企業の課題を解決し、成長をサポートする業界です。

「Consulting」は「顧問の」や「相談役の」を意味しており、コンサルティング業界の企業は、専門知識を持った顧問や相談役として、課題解決に役立つ知識を提供します。

コンサルティングをおこなう分野は多岐に渡り、人事系コンサルタント、財務系コンサルタント、IT系コンサルタントなど、さまざまな種類があるのが特徴です。

分野は分かれていますが、人事や財務、会計など、経営学部で習った知識で活躍しやすいことから、経営学部の学生に人気がある業界の一つです。

広告業界

広告業界は、広告主の商品やサービスの魅力を消費者に届ける業界です。

広告主から依頼を受けて、テレビやラジオ、新聞、屋外広告やチラシ、インターネット広告など、さまざまな媒体に広告を出稿したり、プロモーションに関する様々なことをサポートします。

広告主に提案する営業職は、経営学部で培ってきたプレゼンテーション能力が役立ち、市場調査・分析をおこなう企画職では、学んできたマーケティングの知識を活かせます。

特に企画職は、消費者行動を学んだ経験のある経営学部の学生に人気が高いでしょう。

実際に広告を発信するマスコミ業界も、学んできた社会経済の知識を活かしやすく、経営学部の学生に人気があります

教育業界

教育業界とは、子供から大人まで、幅広い層への教育をおこなう業界のことです。

大きく分けて、「学生向け」と「社会人向け」の2種類があります。

「学生向け」は、幼児から大学生までの子供たちが利用するもので、幼稚園や学校、未就学児向けの幼児教室、学習塾、予備校などがあります。

「社会人向け」には、大人がキャリアアップや独立、転職、趣味などを目的に通う、資格取得学校、カルチャー教室、語学教室などがあります。

教材や教具を専門に作っている企業なども、広い意味では教育業界といえるでしょう。

少子高齢化、コロナ禍を経た学習ツールの変化など、社会の変化に合わせて動かなければならない教育業界は、経営管理を学ぶ経営学部の学生に向いています

不動産業界

不動産業界は、土地や建物などの不動産を主に取り扱う業界のことです。

戸建て住宅やオフィスビルの売買、仲介や管理はもちろん、建設事業や再開発事業なども手掛けることがあります。

不動産業界は、法学部に人気の就職先でもありますが、経営や経済の知識が求められる点で経営学部の学生にもおすすめの業界です。

土地や建物などを扱う不動産業界は、動く金額が大きく、仕事の達成感が大きいことも人気の理由といえるでしょう。

公務員

公務員は、国や地方自治体などに勤務し、公共サービスを提供する仕事です。

就職先によって国家公務員や地方公務員に分かれており、どちらも人々の生活を支え、社会を維持する上で大切な役割を担います。

公務員に就職するためには、まず筆記試験の公務員試験を通過する必要があります。

公務員試験は教養科目と専門科目に分かれますが、事務系行政職の専門科目では、経済系科目として経営学や会計学などの知識が問われ、経営学部で習ったことが活かしやすいのが特徴です。

公務員の就職を叶えやすいだけでなく、安定性が高いことから、経営学部の学生にも人気があります。

経営学部の就職先におすすめの職種

Bさん

経営学部って、業界だけ見ても本当に選択肢が多いんですね。

リクルート室室員

選択肢が多くて選ぶのは大変かもしれませんが、自由度が高く、自身に合った就職先をさまざまな業界から探せるのはメリットといえます。

Bさん

確かに!

リクルート室室員

では次に、経営学部の学生におすすめの職種について、詳しく見ていきましょう。

・営業職
・マーケティング職
・経営企画職
・人事職
・事務職
・コンサルタント
・専門職

営業職

営業職は、主に自社の商品やサービスを顧客に提案・販売する職種です。

具体的には、新規顧客の開拓、既存顧客との関係維持、商談や契約の締結、アフターフォローなどをおこないます。

営業職の魅力は、自分の努力や工夫が成果に直結しやすいことです。

顧客の求めていることを正確に把握し、最適な提案をすることが成果につながり、信頼関係を築けることにやりがいを感じる方も多いでしょう。

マーケティングや消費者行動論など、経営学部で学んだことを全般的に活かしやすいことから、人気の高い職種といえます

リクルート室室員

トヨタモビリティ神奈川では、営業職を募集しています。
自動車業界の営業職に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
営業職募集要項|採用サイト|神奈川トヨタ自動車株式会社

マーケティング職

マーケティング職は、商品やサービスが売れるよう仕組み作りをおこなう職種です。

大きく分けると、「市場の調査分析」、「商品企画」、「営業企画・販売促進」、「宣伝・広告」という4つの業務があります。

これらの業務を通して、消費者のニーズに合致する商品やサービスを生み出し、消費者に効率的に届けます。

マーケティング職は、経営学部で学んだマーケティングの知識が活かしやすく、自身の分析力やアイディア力次第で大きく活躍できる点が魅力です。

経営企画職

経営企画職は、主に企業の経営戦略を立案・推進する職種です。

企業の経営理念や経営陣が決定した経営方針を、具体的な経営戦略へと落とし込み、中長期的に実行するのが仕事です。

大企業では経営陣と経営企画が分かれることがありますが、中小企業では、経営陣が経営企画をおこなうことがあります。

企業全体に関わる重要な職種のため、他部署で実績を積んだ後に配属されるか、転職などによって叶えることが多いでしょう。

いずれにしても、経営学部で学んだ経営に関する知識や分析力、プレゼンテーション能力や課題解決力などが有利に働きます

人事職

人事職は、主に企業の人材に関わる業務を担当し、組織の成長を支える職種です。

具体的には、採用活動、人材教育・研修、早期戦力化を目指した体制づくりとして組織開発、評価制度の企画・運用、労務管理などをおこないます。

人事職の魅力は、人材の採用や育成などを通じて、企業の成長を長期的に支えられる点です。

社員が働きやすい環境を整え、個々の能力を最大限に引き出すことで、組織の発展に貢献できる点にやりがいがあります。

経営学部は、経営組織論や労務管理論などを学ぶことが多いため、人事職との相性も良いといえます。

事務職

事務職は、主に企業の運営を円滑に進めるためのサポートをおこなう職種です。

具体的には、データ入力、資料作成、電話・メール対応、経理補助、備品管理などを担当します。

直接的に顧客や売上に関わる部門を「直接部門」と呼ぶのに対し、事務職は顧客や売上に間接的に関わるバックオフィス業務を主に担当するため、「間接部門」とも呼ばれます。

縁の下の力持ちとして企業を支えられることや、基本的には定型業務なので、プライベートを重視して働けることなどが魅力です。

経営学部では、事務職に必須の簿記を学習している人も多く、事務職の中でも経理部門は特に向いている職種の一つと言えるでしょう。

また、学んだ内容は一般事務だけでなく、経理事務や労務事務で活かせるため、事務職を目指す学生の中でも優位に立つことができます。

コンサルタント

コンサルタントとは、企業や個人の課題を分析し、最適な解決策を提案する職種です。

顧客の要望に応じて、知識という形のないサービスを提供する、サービス業の一種でもあります。

提案の際には、経営戦略、財務、労務、会計、金融、マーケティングなど、経営学部で学んださまざまな分野の知識を役立てられます

また、企業が抱える課題の発見から解決までの流れは、経営学部の「PBL(課題発見解決型学習)」で経験した学生も多いでしょう。

特に経営コンサルタントは、経営学部で学んだ知識を活かしやすいため、経営学部の学生から人気を集めています。

専門職

専門職とは、高い専門性や、特定の資格などを求められる職種のことです。

具体的には、税理士や公認会計士などがあり、主に財務・会計に関する専門的な知識を活かして企業の経営をサポートします。

税理士は、税務相談や税務申告の代行をおこない、公認会計士は、企業の財務諸表の監査や会計コンサルティングを担当します。

専門職は、高度な専門知識が必要とされることから、仕事が安定しやすい点と、好待遇が期待できる点が魅力です。

資格取得が必須で、資格によっては取得難易度も高いですが、経営学部で学習した内容を活かすことができるため、目指して損はないでしょう。

経営学部が就職活動で有利な理由

なぜ経営学部の学生は就職先選びや就職活動で有利なのか

経営学部の学生が、さまざまな業界や職種を選択肢に入れられるのは、就職活動で有利な点がいくつもあるためです。

ここでは、経営学部の学生が就職活動で有利な点について、4つ見ていきます。

・ビジネス知識の基礎が備わっている
・文系学部の中では数字を見る力が培われている
・ディスカッション能力が磨かれている
・就職活動で社会経済の知識を役立てられる

ビジネス知識の基礎が備わっている

経営学部では、経営管理、生産管理、労務管理、会計学などを学びます

これらの学習内容は、ビジネスの現場で使用する基礎知識のため、業界や職種を問わず通用しやすいのが特徴です。

ビジネスの基礎知識が備わっていれば、1から教えるよりも早く成長し、即戦力になってくれることが期待できます。

そのため、就職先を探すにあたって、経営学部は有利といえます。

文系学部の中では数字を見る力が培われている

経営学部では、数字を見る力が培われるため、その点も長所といえるでしょう。

一般的に文系学部の一つではありますが、会計学や金融、マーケティングなどの学習で数字を扱うため、文系学部の中では数字に触れる機会が多く、データ分析をする機会が多い学部でもあります。

ビジネスにおいては、データを分析したり、データを基に書類を作成したりといったシーンが多々あります。

数字に強ければデータを正確に把握でき、論理的に分析したり、わかりやすい書類を作成できたりと、業務をスムーズに進めることが期待できます

そのため、経営学部は、就職活動で好印象を与えやすいといえるのです。

ディスカッション能力が磨かれている

経営学部では、ディスカッション能力が磨かれることも、就職活動における強みといえるでしょう。

経営学部の学生は、ゼミでさまざまなテーマを決めての討議や、グループワークをおこなう機会に恵まれやすいためです。

ディスカッション能力には、データ収集力、論理的思考力、共感力、傾聴力、コミュニケーション力、プレゼンテーション能力など、業務に直結するさまざまな要素が含まれています。

ビジネスの場では、ディスカッションをおこなうシーンも多々あるため、ディスカッション能力が高い人材は、企業に評価されやすいといえるのです。

就職活動で社会経済の知識を役立てられる

経営学部で学ぶ社会経済の知識は、就職活動に役立てることも可能です。

面接では、時事問題や日本経済などについて聞かれることが珍しくありません。

採用担当者は、これらの質問により、就活生の興味や意見、社会問題への関心の程度などを理解しようとしています。

時事問題や日本経済などについて聞かれた際、役立つのが社会経済の知識です。

社会経済の知識は、時事問題や日本経済について理解するための下地になり、的確な受け答えができるよう助けてくれます

そのため、経営学部の学生は、他の就活生よりも就職活動で有利になりやすいのです。

経営学部の学生が取得したい就職に有利な資格

業界や職種にもよりますが、就職活動をより有利に進めるためには、資格の取得も大切です。

ここでは、経営学部の学生が取得したい、おすすめの資格についてご紹介します。

・日商簿記検定
・ファイナンシャルプランナー資格
・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
・税理士資格
・公認会計士資格
・米国公認会計士資格
・TOEIC(平均点以上)
・宅地建物取引士資格
・中小企業診断士資格
・証券外務員資格
・証券アナリスト認定資格(CMA)

日商簿記検定

簿記は、企業の取引内容を帳簿に記録し、経営状態を把握する方法の一つです。

簿記検定の資格を取得することで、会計知識があり、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表を読み解ける、作成できるといった実力を示すことができます。

経営学部の学生は簿記を学ぶ機会があるため、財務諸表を読み解ける簿記2級以上を取得するのがおすすめです。

なお、簿記検定には日商簿記、全商簿記、全経簿記などがあります。

中でも、受験者数が多く、認知度が高い日商簿記を選ぶと良いでしょう。

ファイナンシャルプランナー資格

ファイナンシャルプランナーは、税制や保険、ローンや金融、年金制度など、お金の知識を幅広く必要とする仕事です。

ファイナンシャルプランナーにならなくても、ファイナンシャルプランナー資格を取得していることで、金融業界や保険業界、不動産業界や銀行などに就職を考えている方にとっては有利になります。

経営学部で学んだ内容も含まれており、取得難易度が低いことから、2級以上を取得しておくのがおすすめです。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)は、PCスキルの高さを証明できる資格です。

MOSを取得していれば、マイクロソフトオフィスのWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなど、ビジネスの現場で必須のソフトを扱えることを示せます。

営業職や事務職など、職種を問わずパソコン操作を伴う業務は多々あります。

また、マイクロソフトオフィスは使用している企業が多いため、取得していて損はない資格といえるでしょう。

IT関連の知識があることも示したい場合は、併せてITパスポートの取得もおすすめです。

税理士資格

税理士は、税務書類作成や税金申告の代理、税務相談などを承る税務のエキスパートです。

個人事業主や法人から依頼を受け、税務に関する事柄をサポートします。

税務の代理や税務書類の作成などの独占業務をおこなえることから、専門性の高い仕事といえるでしょう。

税理士資格を取得することで、税務に関する高度な専門知識を持つ人材であると示すことできます

税理士のような専門職を目指す場合はもちろん、コンサルティング業界を目指す場合にも、ぜひ取得しておきたい資格といえるでしょう。

公認会計士資格

公認会計士は、監査や会計、経営における専門家です。

企業から依頼を受け、独立した立場で監査や会計などの業務をおこない、財務情報の信頼性と公正性を確立させます。

監査業務は公認会計士のみがおこなえる独占業務ということもあり、公認会計士資格は、取得難易度が相当に高いのが特徴です。

取得すればそのまま監査法人に就職する場合にも、コンサルティング業務をおこなう組織内会計士(企業内会計士)として就職する場合にも有利に働きます

米国公認会計士資格

米国公認会計士(US CPA)もまた、公認会計士と同様、監査・会計業務をおこなう仕事です。

異なるのは、米国公認会計士資格がアメリカ合衆国で認定されるものであることと、税制や法律はアメリカ合衆国を基準にしている点です。

外資系企業や、アメリカ合衆国に本社があるような企業では、公認会計士ではなく米国公認会計士の資格が有利です。

グローバル化が進んだ現代においては需要が高まりつつあり、公認会計士を目指すのであれば、公認会計士資格と並んで取得したい資格といえるでしょう。

TOEIC(平均点以上)

TOEICは、スコアで自身が持っている英語力を客観的に示せます

990点満点中600点が平均で、履歴書で書いて評価されるラインといわれます。

外資系企業はもちろん、海外との取引がある企業や、多国籍な人材が集まる企業では、連携するために欠かせないのが、英語力です。

TOEICのスコア次第では、高い英語力を証明でき、国際的な環境でも対応可能な人材としてアピールできるため、就職に有利です。

年に何度も試験を実施しているため、自身に合ったタイミングで平均点以上の獲得を目指しましょう

宅地建物取引士資格

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家といえる仕事です。

不動産に関わる、重要事項の説明、重要事項説明書(35条書面)の記名、契約書(37条書面)の記名という、3つの独占業務をおこなうことができます。

宅地建物取引士資格は、不動産取引に必要な法律の知識を有していることを証明してくれます。

国家資格の一つで、取得難易度は高いものの、特に不動産業界での就職活動で明確な強みとなります

中小企業診断士資格

中小企業診断士とは、中小企業の経営改善や戦略立案といったサポートをおこなう仕事です。

中小企業診断士資格を取得しておくことで、中小企業が抱えている経営課題に対し、具体的にアドバイスできる知識があることをアピールできます。

中小企業診断士を目指していない方でも、就職先としてコンサルティング業界や経営企画部を選ぶ方にとっては有利な資格といえるでしょう。

取得難易度が高い国家資格でもあり、就職活動時には企業の成長戦略に貢献できる人材として評価されることが期待できます。

証券外務員資格

証券外務員は、株式や債券といった金融商品の勧誘をおこなう仕事です。

金融商品取引業者に当たる証券会社や投資信託委託会社、また銀行などで、金融商品を紹介し、売買をおこないます。

証券外務員資格を取得することで、金融商品に対する専門知識があることを示せます

国家資格ではありませんが、金融業界に就職する方は必須の資格です。

経営学部の学生でも取得しやすいため、金融業界の営業職に就職を考えている方は、優先的に取得しておきたい資格といえるでしょう。

証券アナリスト認定資格(CMA)

証券アナリストは、企業や業界を調査分析し、評価する仕事です。

企業の売り上げや業界に関係する動向を調査分析して、企業の株価が適切なラインにあるかといったことを評価します。

評価内容はレポートにまとめられ、個人や企業の投資家が投資判断に用います。

証券アナリスト認定資格(CMA)を取得することで、金融や投資に関する知識があり、経済動向を捉える力があることを示せます

取得までに企業財務や資本市場、M&Aに関する知識も身に付くため、金融業界だけでなく、コンサルティング業界など様々な業界で活かせる資格といえるでしょう。

リクルート室室員

資格とは異なりますが、営業職に就職を考えている学生は、自動車運転免許の取得も目指しましょう。
営業職は、自動車運転免許を必須としている企業もあるため、時間に余裕がある就職活動シーズンの前に取得しておくと安心です。

押さえておきたい就職活動のポイント

経営学部の学生がぜひ押さえたい就職活動のコツ

就職活動をスムーズに進めるためにも、就職活動のポイントを押さえましょう。

ここでは、主なポイントを6つご紹介します。

・自己分析をおこなう
・業界研究や企業研究をおこなう
・インターンシップに参加する
・オープンカンパニーに参加する
・選考開始スケジュールを把握し、早めに動く
・Webテスト対策に力を入れる

自己分析をおこなう

就職活動を本格的に始める前に、まず自己分析をおこないましょう

自己分析をおこなうことで、自身がやりたいと思っていることや強み、大切にしている価値観などが見えてきます。

自身のことがわかれば、進むべき業界や職種といった就職活動の軸が定まり、就職先をスムーズに決めることができるのです。

また、自己分析で自身のことがわかれば、履歴書やESに記載する志望動機についても、書きやすくなるというメリットがあります。

業界研究や企業研究をおこなう

就職活動の軸が定まったら、業界研究や企業研究も進めましょう

業界研究や企業研究をおこなうことで、理想の業界や職種、企業で働ける可能性を高めることができます

まず、業界研究では、自身が興味を持っている業界を調べます。

その業界に抱くイメージと相違がないか、理想の働き方ができそうか、成長性や将来性があるかなど、広く調べるのがポイントです。

つぎに、企業研究は、自身が興味を持っている企業に焦点を当てます。

企業の特徴(経営方針、仕事内容、働き方、雰囲気など)、また、求められる人材に自身が合致しているかなど、深く調べていきます。

インターンシップに参加する

就職したいと思える企業を見つけたら、企業がおこなっているインターンシップに参加してみましょう

インターンシップは、「汎用能力活用型」と、「専門活用型」に分かれています。

汎用能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上の就業体験を通して、企業の雰囲気や仕事内容を学び、フィードバックにより自身の能力を見極めることができます。

さらに、インターンシップの開催企業は、学生の評価を採用選考に活用できるため、良い結果を残すことで選考において有利になります。

インターンシップに参加することで、志望動機の内容もより具体的になるため、参加のメリットが多いといえます

オープンカンパニーに参加する

現在は、 OB・OG訪問に代わり、オープンカンパニーに参加することが一般的です。

オープンカンパニーとは、就業体験を伴わず、「個社・業界の情報提供」や「教育」を目的とする取り組みのことです。

企業に所属する社員やOB・OGなどによる、講演会や企業説明会、交流会、座学などがおこなわれます

オープンカンパニーには、企業が主催するものや、大学が主催するものなど、さまざまなタイプがあります。

インターンシップに参加できない方でも、業界や企業のリアルな知識が手に入り、より理解が深まるのは大きなメリットです。

リクルート室室員

トヨタモビリティ神奈川では、会社説明会おこなっています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
会社説明会|神奈川トヨタ自動車株式会社

選考開始スケジュールを把握し、早めに動く

選考が開始されるスケジュールは正しく把握し、早めに動き始めましょう

2025年現在は、政府主導で、下記のように企業の採用活動解禁日が決められています。

  • 広報活動開始  :卒業・修了年度に入る3月1日以降
  • 採用選考活動開始:卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日  :卒業・修了年度の10月1日以降

つまり、大学3年生の3月から企業の採用情報が公開され、6月には就職活動が本格的に始められる時期となります。

ただし、全ての企業が上記のスケジュールに従うわけではありません。

早期に選考を始める業界や企業もあるため、いつから選考が始まるのかは都度チェックし、業界研究や企業研究などは早めに進めておくことが大切です。

Webテスト対策に力を入れる

Webテスト対策にも、できる限り力を入れましょう

就活生向けのWebテストは、さまざまな企業で積極的に活用されています。

Webテストを通して、優秀な就活生や企業に合う性格の就活生を見極めることができるため、SPIや玉手箱、TG-WEBといった、さまざまなWebテストが活用されています。

合格ラインは企業によって異なりますが、中小企業であれば6~7割、大手企業であれば8割以上を目安にすると良いでしょう

解き方はある程度確立されているため、参考書や対策アプリなどを利用し、対策を練ってみてください。

まとめ

この記事では、経営学部の学生に選ばれている就職先、選べる業界や職種、取得したい資格など、就職に関わることを詳しくご紹介しました。

経営学部の学生は就職先の選択肢が多く、さまざまな業界や職種で活躍できます。

自己分析や業界研究や企業研究、インターンシップやオープンカンパニーなどへの参加をおこない、自身に合った就職先を見つけましょう。

なお、企業を選定する場面では、実際に企業の内側を見られるインターンシップや、役立つ情報を手に入れられるオープンカンパニー、より深く会社を知るための会社説明会に参加するのが効果的です。

トヨタモビリティ神奈川では、営業職向けの会社説明会を随時開催していますので、自動車業界に興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。

会社説明会|神奈川トヨタ自動車株式会社

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