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Aさん
就職活動中の学生。女性が高収入を目指せる職業の中から、自身に合った仕事を見つけたいと考えている。

神奈川トヨタ自動車 リクルート室 室長
神奈川トヨタ自動車の採用担当。 数多くの面接を担当するほか、会社説明会・入社後研修など様々な採用シーンで活躍。 就活生の気持ちに寄り添いながらも、採用者目線でアドバイスします。

女性は男性に比べて給料が低いというイメージがあるのですが、高収入を目指すことは可能なのでしょうか?



これまで女性は一般職に就職する方も多く、年収が低いというイメージもありましたが、最近では女性の社会進出が進んでいることから、性別による収入差はほとんどありません。



収入に関して、女性が不利になるようなことはないんですね。



その通りです。
性別にかかわらず、選択する職業によって高収入を目指すことが可能です。



男女による収入の格差はないと知って安心しました。
女性にとって働きやすく、高収入が目指せるのはどのような職業なのでしょうか?



それでは、女性におすすめの高収入が目指せる職業をいくつかご紹介しましょう。
高収入を目指せる業界や、高収入を目指す方法についても併せて解説します。
女性の給料に関する基礎知識


具体的な職業を知る前に、まずは女性の給料に関する基礎知識を学んでおきましょう。
女性の平均年収や、高収入と呼べる給料の目安をご紹介します。
女性の平均的な給料
国税庁の発表によると、女性全体の平均年収は「316万円」です。
年齢別に分けると、女性の平均年収は以下の通りです。
- 19歳以下:93万円
- 20〜24歳:253万円
- 25〜29歳:353万円
- 30〜34歳:345万円
- 35〜39歳:336万円
- 40〜44歳:343万円
- 45〜49歳:343万円
- 50〜54歳:343万円
- 55〜59歳:330万円
- 60〜64歳:278万円
- 65〜69歳:222万円
- 70歳以上:197万円
女性の場合は結婚や出産によって休職したり退職したりすることがあり、人によっては産休・育休取得後、復帰した後でも時短勤務などで働き方を変える方もいることから、30代から50代半ばまでは横ばいの状態が続きます。
女性だからといって冷遇されるような仕事はほとんどありませんが、ライフイベントによって収入が変動する可能性があるという点は留意しておきましょう。
高収入と呼べる給料の目安
「給料が高い」と感じる基準は人によって異なりますが、国税庁の調査によると、男性も含めた平均的な給料は「460万円」です。
つまり460万円を超える収入を得ることができれば、「高収入」だと考えられます。
まずは女性の平均的な給料である「316万円」を超えることを目指し、将来的に「460万円」を超えることを目標に据えましょう。
国税庁の発表した平均年収には、正規雇用だけでなく非正規雇用(パート・アルバイト)の数値も含まれているので、正社員の中で高収入を目指したいという場合には「500万円」程度を目安にすると良いでしょう。
女性におすすめ!給料が高い職業TOP10


女性が高収入を目指せるのは、どのような職業なのでしょうか。
高収入が期待できる具体的な職業を、ランキング形式で10種類ご紹介します。
1位:医師
基本的に医師の給料は仕事内容で決まるため、男女の性差はありません。
平均年収は900万円以上と高収入であるものの、医師になるには多くの時間を費やす必要があります。
医学部に6年間通った上で国家試験に合格することが条件であり、さらに2年以上臨床研修医として働かなければなりません。
医師になるまでにはハードルが高いものの、医師として活躍できるようになれば、安定的に高収入を得られるという点は大きな魅力だといえるでしょう。
独立して開業し、経営が上手くいけば、平均年収をさらに上回る収入を得ることができます。
2位:大学教員
大学教員もまた、女性が稼ぐことができる給料が高い職業の一つです。
小学校や中学校などの教員とは異なり、大学教員になるために教員免許の取得は義務付けられていません。
各大学が独自の条件で採用を行っていて、基本的に博士号の取得者を対象としているケースが多いです。
博士号を取得するためには、四年制大学を卒業し学士号を取った後、大学院で修士号を取得し、大学院の博士課程や博士後期課程などを修了することで取得できます。
つまり、大学教員になるためには、大学院を卒業する必要があるのです。
大学に採用された後は、助教や講師として経験を積み、そこから准教授、教授と役職が上がることで収入がアップします。
助教や講師の平均年収は500万円程度ですが、教授まで役職が上がれば年収1,000万円以上を目指せるでしょう。
博士号を取得するまでは努力が必要ですが、近年は女性の大学教員を増加させる方針を打ち出している大学もあるため、学問を追求しながら仕事をしたいと考えている方には最適だと言えるでしょう。
3位:歯科医師
平均年収750万円程度で、男女の性差なく稼げる職業が歯科医師です。
医師と同様に、大学で6年間の教育課程を修了した後、国家試験に合格して、1年以上の臨床研修を修了する必要があるため、簡単にはなれませんが、独立・開業して経営が上手くいけば、年収1,000万円以上の高収入が期待できます。
虫歯や歯周病の治療を行う「一般歯科」の他にも、歯の矯正やホワイトニングをメインとした「審美歯科」など、様々な専門分野が存在します。
専門とする分野を選べる上に、一般的な医師の中でも開業もしやすく、夜勤や過重労働が少ないという特徴もあります。
ただし、近年は歯科医院の数が急増しているため、歯科医院同士の競争が激しく、新規参入が難しいという点には注意が必要です。
4位:法務従事者
裁判官や検察官、弁護士や司法書士など、司法に関連する専門的な職業に就いている人を法務従事者といいます。
平均年収は700万円程度で、法務従事者もまた、女性が高収入を目指せる仕事の一つです。
いずれの職業も専門性が高いため、就職するには法律で定められた手順に従って、資格を取得する必要があります。
弁護士の場合は大学を卒業した後、さらに司法試験に合格し、司法修習を受けなければならないため、医師や歯科医師と同様に就職するまでには多くの時間を要します。
司法試験は法律系資格の中でも最難関と言われているため簡単になれるものではありませんが、その分、高収入が目指せる上に社会貢献にも繋がる職種です。
5位:技術士
高度な技術力を有し、指導を行う役割を担う人を技術士といいます。
科学技術に関する計画や研究、設計や分析、試験や評価などが主な仕事内容です。
専門的なスキルが求められるため、難易度の高い国家資格に合格しなければならないものの、一般企業から公共団体まで、様々な場所で活躍できるでしょう。
専門性が高い仕事であることから離職や退職をしても復職しやすく、出産や育児を考えている女性にもおすすめです。
平均年収は570万円程度ですが、所属する団体によって給料の額は大きく異なります。
大企業に所属した場合は、年収800万円以上を目指せるでしょう。
6位:小・中学校教員
平均年収500万円以上を目指せるのが、小・中学校の教員です。
小学校では担任が受け持った学級の生徒に対して全教科を教えますが、中学校では学級に関係なく専門教科のみを教えます。
教員になるためには教員免許を取得する必要がありますが、出産や子育てのために長期的に休んでも復職しやすいことから、女性も働きやすい仕事だといえるでしょう。
安定して高い給料が得られる上に、教頭や校長といった役職に就くことができれば、年収800万円以上を目指せます。
子供の教育に携わるという重要な役割を担うため責任は重いものの、やりがいや誇りを感じられる仕事です。
7位:システムエンジニア
システムエンジニアもまた、女性が高収入を目指せる職業です。
顧客の要望に合わせてシステムを構築したり、インターネット関連のサポートを行ったりする仕事です。
環境が整っていれば場所を問わず業務ができるため、在宅勤務も可能な企業が多いという点は、将来的に出産や育児を考えている方にとっては大きな魅力だといえるでしょう。
システムエンジニアになるためには特別な資格を取得する必要はありませんが、専門性が求められることから、プログラミングやシステムについて学んでおく必要があります。
平均年収は500万円程度で、勤め先によっては年収1,000万円以上を目指せる可能性があります。
8位:高等学校教員
小・中学校教員と同様に、安定して働ける職業が高等学校教員です。
高等学校教員になるためには教員免許の取得が必要ですが、平均年収は480万円程度と高収入が目指せます。
高校では専門とする教科を生徒に教えるだけでなく、進学や就職に伴い、進路指導を行う必要もあります。
また、小・中学校教員と同様に部活動の顧問や学校行事のサポートなどの業務も多く、忙しい傾向にありますが、やりがいを感じられる職業だといえるでしょう。
教頭や校長に昇任すると、年収800万円以上を目指せます。
9位:看護師
全体の90%以上を女性が占める職業が、看護師です。
看護師になるためには、国家資格に合格して看護師免許を取得する必要があります。
平均年収は460万円程度ですが、夜間勤務を行ったり、保健師・助産師・介護福祉士などの医療系資格を取得したりすると、さらに高収入が目指せます。
夜間に働いたり、緊急時の呼び出しに対応したりと、心身共に過酷な仕事ではありますが、やりがいを実感しやすい仕事だといえるでしょう。
看護師免許を取得しておけば、どこに引っ越しても働く場所に困らないという点は、大きな魅力だといえます。
10位:薬剤師
一度離職や退職をしても復職しやすい、女性から人気の職業が薬剤師です。
病院や薬局で薬剤の調合や服薬指導を行うのが主な仕事内容で、平均年収は450万円程度です。
病院や薬局の他にも、ドラッグストアや製薬会社など活躍できる場所が多く、一度仕事を辞めても復職して安定的に稼げるという点は大きなメリットだといえるでしょう。
薬剤師の女性の割合は60%以上と過半数を占めていることから産休や育休の制度が整っている職場が多く、女性にとって働きやすい仕事だといえます。
未経験で高収入を目指すなら「営業職」


学歴を必要とせず、無資格でも高収入が目指せる業種が「営業職」です。
営業職と一口に言っても様々な形態があり、ノルマを達成することで給料が上がる歩合給制や、ノルマなしに安定した給料を得られる固定給制に分かれます。
また、販売業や保険業、金融業や不動産業など、自身の希望に合わせて業界を選べるという点も大きな特徴です。
やりがいを求めて高収入を目指したい場合には、歩合給制を採用している企業や、インセンティブ制度が整っている企業を選択すると良いでしょう。
プレッシャーを感じずにゆっくりと仕事をしたいという場合には、ルート営業が主な企業を選ぶのがおすすめです。
やりたい仕事が見つからない、資格などを取得せず高収入を目指したいという方は、営業職を候補に入れましょう。
営業職の業務は多岐にわたり、物を売り込むだけが仕事ではありません。
顧客のニーズを探ったり、上手くコミュニケーションをとりながら話を聞いたりすることも求められます。
神奈川トヨタ自動車株式会社を例に挙げると、お客様へ車のご提案や定期点検・車検のご案内が営業職の主な役割です。
しかし、車を売るだけでなく、購入の際の保険加入の手続きを行ったり、お客様とコミュニケーションをとりながら購入後の楽しみ方をご提案することも求められます。
このように、営業職と一口に言っても様々な能力が求められるため、人と話をするのが好きな方や、これから何か始めたいという方は、まずは営業職を志望してみるのもおすすめです。
営業職の場合、「新人導入研修」や「フォローアップ研修」など、新入社員へのサポートが充実している企業も多いので、未経験の方でも安心して業務に臨めるでしょう。



営業職は顧客と接する機会が多い分、やりがいを感じられる仕事です。
未経験であっても「コミュニケーション能力に自信がある」、「論理的に説明することが得意だ」という方は、ぜひ挑戦してみてください。
女性が高収入を目指せる業界
女性の給料は、目指す業界によっても左右されます。女性が高収入を目指せるのは、どのような業界なのでしょうか。
具体的な業界名と、それぞれの特徴をご紹介します。
①金融業界
②商社
③IT業界
④不動産業界
①金融業界
女性が高収入を目指せる業界の一つが、「金融業界」です。
金融業界では、顧客から預かったお金に利息をつけて貸し出すことで利益を上げます。
新規参入が難しい業界であることから、ライバル企業が少なく、安定的に高い給料を得られるという点は大きな魅力だといえるでしょう。
銀行や証券会社、保険会社のように商品を扱う企業もあれば、消費者金融やクレジットカード会社のようにお金の貸付のみを行っている企業もあります。
経済や法律などの専門的な知識に加え、業務に責任を求められる職業であることから、平均年収は600万円を超えます。
金融業界の職種は幅広く、営業職の他に、窓口やコールセンターでの接客対応など様々な職種の選択肢があるため、女性にとって働きやすい業界だといえるでしょう。
②商社
女性が高収入を目指せることから、金融業界と並んで人気が高いのが「商社」です。
業界全体の平均年収は440万円程度ですが、総合商社に限定すれば1,000万円を超えます。
商社では商品自体は扱っておらず、企業間や企業と消費者との間を繋ぐのが大きな役目です。
そのため、商品在庫を抱えるリスクが低く、ランニングコストを抑えられることから従業員に利益を還元している企業が多い傾向です。
報奨金という形で還元されることもあれば、手厚い福利厚生で還元する企業も多いでしょう。
取り扱う商品や企業規模も様々なため、高収入を目指したいという方は企業選びも重要です。
③IT業界
「IT業界」もまた、女性が高収入を目指せる業界の一つです。
IT技術の進歩が目覚ましい近年、業界全体が拡大する中で人手不足が慢性化しているため、給料が高く設定されている傾向にあります。
プログラマーやシステムエンジニア、ITコンサルタントなど、専門性の高い仕事が多く、高度なスキルを求められますが、知識や技術を習得すればするほど給料が高くなるという点は魅力だといえるでしょう。
IT業界全体の平均年収は440万円程度ですが、専門的なスキルや資格を習得すれば年収が1,000万円を超えることもあります。
在宅勤務が可能な企業も多いため、ライフスタイルに合わせて働き方を選びやすいという点も大きなメリットだといえます。
④不動産業界
女性が高収入を目指すなら、「不動産業界」もおすすめです。
不動産業界の主な仕事内容は、顧客に不動産を紹介して売却したり、貸出したりすることです。
1回あたりの取引金額が大きいため、営業で成績を上げれば高収入が目指せます。
平均年収は450万円程度ですが、実力主義の企業が多いことから、努力次第で男女問わず誰でも稼ぐことが可能です。
IT業界と同様に専門的なスキルを求められる業界なので、高収入を目指したい場合は、宅建士や建築施工管理技士の資格を取っておくと良いでしょう。



高収入を目指したいという方には、自動車業界のように高額な商品を扱う業界もおすすめです。
主に車の販売を行う「ディーラー営業」であれば、実績が給料に反映されるため、努力次第で高収入が目指せます。
女性が高収入を目指す方法


高収入を目指すためには、給料が高い職業に就職することも大切ですが、自身の努力も欠かせません。
給料の額を上げるためには、どのような努力をすれば良いのでしょうか。
最後に、女性が高収入を目指すための具体的な方法をご紹介します。
・語学力を身につける
・専門的な知識を身につける
・資格を取得する
語学力を身につける
航空業界やIT業界など、特定の業界では語学スキルが求められます。
また、大手企業や海外に支社を持つ企業の場合も、語学スキルがあると優遇される傾向にあります。
英語のようなオーソドックスな言語を習得しても良いですが、中国語やフランス語、スペイン語など、国内では習得者が少ない言語を狙ってみても良いでしょう。
語学力を証明する方法として最も伝わりやすいのが、TOEICのスコアです。
高収入を希望している方や、将来的に海外で活躍したいと考えている方は、TOEICで高得点を目指しましょう。
専門的な知識を身につける
女性が高収入を目指す方法として、専門的な知識を身につけるのもおすすめです。
医師や弁護士、システムエンジニアなど、専門性の高い業界で活躍するという方法が一番ですが、どの業界においても専門性を上げることで収入アップが期待できます。
例えば、IT業界であればプログラミングのスキルを身につけることで、収入アップを目指せます。
このように、どのような職業でも専門性を高めることで高収入に繋がることがあるので、収入アップを目指したいという方は自身のスキルを磨きましょう。
資格を取得する
資格は1日で取得できるものもあれば、取得するまでに時間を要するものもあります。
高収入を目指すのであれば、難易度の高い資格の取得に挑戦しましょう。
薬剤師や公認会計士、建築士など、資格を持つことで選択できる職業の幅も広がるので、就活までに時間があるのなら試験に挑戦してみると良いでしょう。
不動産業界であれば宅建士、金融業界であればファイナンシャルプランナーといった具合に、目指す業界に合わせて資格を選ぶのもおすすめです。



業界で必要とされる資格を取得しておくと、就活でのアピールポイントになります。
高収入を目指したいという方は、就職前に仕事で役に立つ資格を取得しておきましょう。
まとめ
有名な大学を卒業したり、特別なスキルを持っていたりしなくても、努力次第で高収入を目指すことが可能です。
学歴に自信がない、スキルも経験も不十分だと不安を感じている方は、未経験でも高収入を目指せる職業を探しましょう。
営業職のように自身の頑張りが評価される職業であれば、入社後に給料が上がる可能性があります。
将来のために給料が高い職業に就職したい、モチベーションを上げるためにやりがいのある職業に就職したいという方は、「営業職」を目指してみてはいかがでしょうか。
営業職に興味があるという方は、ぜひ下記ページもチェックしてみてください。