2024.03.04
【リースとレンタルの違い】法人の社用車におすすめなのはどっち?
社用車の導入の際、購入以外の方法として、リースとレンタルがあります。
リースやレンタルなどで、初期費用をかけず手軽に導入したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回は、法人の社用車におけるリースとレンタルの違いと、社用車の導入におすすめの方法がどちらなのかを解説します。
リースとレンタルの違いは?
リースとレンタルは、どちらも車を借りるサービスです。
まずは、リースとレンタルの違いを解説します。
契約期間の違い
リースとレンタルでは契約期間に違いがあります。
リースの契約期間は数か月から数年のように中長期間であるのに対し、レンタルは数時間・数日と短期間です。
また、どちらの料金も契約内容によって変動します。
レンタカーの場合、約束の時間までに返却する必要があるため、マイカーのように車を利用したい方にはリースがおすすめです。
対して、レンタカーは短時間での利用もできるため、一時的に車を使用したい場合の利用に向いています。
費用の違い
リースは、頭金・初期費用が不要で、月額定額で車を使用できます。
税金や保険は月額に含まれるものの、日頃のガソリン代や駐車場代は契約者負担です。
一方レンタカーは、契約期間に応じた料金体系で維持費や税金は不要、保険料は契約内容によって違います。
多くのレンタカーは返却時にガソリンを満タンが必要となり、その際のガソリン代やレンタル中の駐車料金が契約者負担のため、コインパーキングなどの駐車場代も契約者負担です。
リースは定額、レンタカーは都度払いという大きな違いがあります。
リースは定額であるため、コストを見通しやすいという点がメリットです。
所有者・使用者の違い
リースとレンタルでは、車検証に明記される所有者・使用者の明記が異なります。
所有権は、それぞれリース会社とレンタル会社にあります。
一方、使用者は、リースは契約者本人、レンタルはレンタル会社です。
リースは契約者本人が使用者にあたるため、マイカーのように気軽に利用できます。
車種・ナンバープレートの違い
リースは基本的に、リース会社が対応可能な範囲で希望の車種を使用できます。
一方レンタルは、レンタル会社の取り扱う車種や、その都度の在庫の中から選びます。
車種やカラー、グレードなどにこだわりたい方は、リースが向いているのに対し、一時的な利用で車種にこだわりがない場合は、レンタカーが向いています。
また、ナンバープレートに関しても違いがあります。
リースは一般車と同じナンバーが付与されるため、外見からは一般車とリース車を区別できません。
一方で、レンタルはナンバープレートが「わ」もしくは「れ」です。
社用車がレンタルであることを周囲に知られたくない場合はリースがおすすめです。
最後に、リースとレンタルの違いを表にまとめています。
リース | レンタカー | |
期間 | 1ヶ月から数年(中長期間) | 数時間から数日(短期間) |
料金体系 | 月額定額 | 利用時間、日数で変動 |
費用 |
頭金・初期費用不要 別途リース料がかかる |
契約に応じた料金を前払い |
維持費 | 月額料金に含まれる場合が多い | 不要 |
税金・保険料 | 月額料金に含まれる場合がある |
税金:不要 保険料:契約内容による |
ガソリン代 | 契約者が負担 | 返却時に満タン |
駐車場代 | 契約者が負担 | レンタル中のみ負担 |
所有者 | リース会社 | レンタカー会社 |
使用者 | 契約者 | レンタカー会社 |
車種 | リース会社が対応可能な範囲で選べる | レンタカー会社の在庫による |
ナンバープレート | 一般車と同じ | 「わ」(一部地域で「れ」) |
法人の社用車にはリースがおすすめ
法人の社用車は、中長期的に使用する場合はリースがおすすめです。
リースのメリットについてご紹介します。
リースのメリット1.マイカーと同じように利用できる
リースのメリット1つ目は、マイカーと同じように利用できることです。
リース期間内であれば、返却の必要がないため、自社内や契約している駐車場に保管できます。
好きなタイミングで使用することができ、レンタカーに必要な乗車前の手続きも不要です。
リースでは急に車が必要な時でも慌てることなく利用できます。
リースのメリット2.長期間でも安く使用できる
リースのメリット2つ目は、レンタルとは違い長期間の利用でもリーズナブルに利用できることです。
リースには維持費や税金、保険料も月額に含まれており、契約期間が長いほど月々の料金はリーズナブルです。
さらに、車検やメンテナンスなどはリース会社がおこなうため、管理の手間を省くことができるというメリットもあります。
中長期間にわたっての使用や、長時間の使用が何度もある法人の方で、できるだけリーズナブルかつ手間を省いて社用車を導入したい場合は、リースがおすすめです。
リースのメリット3.好きな車種を選べる
リースのメリット3つ目は、好きな車種に乗れることです。
基本的にレンタカーは、レンタカー会社が保有する車や、借りる日時に手配可能な車しかレンタルできません。
しかし、リースはリース会社が扱う車種を選べ、さらにカラーやグレードも選べるため、マイカー購入に近い条件で車選びができます。
社用車として利用する場合には、輸送・運搬用や送迎用などさまざまな利用シーンが考えられます。
利用用途に合わせた車種や色を選べるリースは、法人車導入の際におすすめの方法です。
神奈川トヨタ自動車ではカーリースをおこなっていますので、カーリースの導入を検討されている方はぜひ以下よりお問い合わせください。
リースとレンタルの違いはここ!
リースとレンタルには、利用期間や費用、選べる車種などの違いがあります。
「一時的に車を使用したい」という方にはレンタㇽが向いており、「マイカーのようにフレキシブルに使用でき、安く導入したい」という法人の方はリース車がおすすめです。
社用車を導入する際には、ぜひリースをご活用ください。
以下の記事では法人の社用車導入について、リースのおすすめポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。