2024.02.28
ビジネスシーンでも大活躍!特装車両とはどんな車?
特装車両とは用途に合わせて架装した自動車のことで、最近ではビジネスシーンで活用できる車両として注目が高まっています。
今回は、特装車両とはどのような車なのか、特装車両を活用することで得られるメリットなどについて解説していきます。
特装車両の購入を検討中の経営者の方、企業の方はぜひ参考にしてください。
用途に合わせて自動車を架装する「特装車両」とは
特装車両とは特定の用途や使用目的に合わせて自動車に部品や装置を取り付け、ボディなどに改造を加えた自動車のことを指します。
特装車両には下記のように、さまざまな種類があります。
- タンクローリー
- ダンプカー
- レッカー車
- バキュームカー
- ゴミ収集車
- 消防車
- 救急車
- テレビ中継車
- 福祉車両
「福祉車両」は、高齢者や障害者の方が安全に移動できるよう、車体に補助ステップや手すり、スロープなどを取り付けた特装車両です。
トヨタでは、「ウェルキャブ」という名前で、国内自動車メーカーで最多の車種、仕様、タイプが揃っています。
ウェルキャブとしてパッケージされているもの以外に、送迎用のコースターやハイエースなどにスロープなどの特装を施すことも可能です。
この特装車両は、高齢者や障害者の方の乗り降りのしやすさはもちろん、介助する方にとっても安全で快適な移動をサポートします。
また、運転補助装置を取り付けることで、ご自身での運転をサポートすることも可能です。
他にも、タンクローリーやバキュームカー、ゴミ収集車などのように、運搬するものに応じて荷台部分を改造した特装車両や、温度調節が可能な冷蔵・冷凍車など荷台内部を改造した車両があります。
また、特装車両における装備や改造の規模はさまざまです。
消防車、救急車、ハイウェイパトロールカーなどの自治体・官公庁・医療法人で使用する特装車両もあれば、学校法人で使用する幼稚園バス、民間企業で活用されるキッチンカーやクレーン仕様の車両などさまざまな業界で活用されています。
特装車両を活用して得られる3つのメリットとは
次に、特装車両を活用することで得られる3つのメリットについて紹介していきます。
1.作業効率が向上する
1つ目のメリットは作業効率が向上することです。
特装車両は利用用途に合わせて改造されているため、これらを活用すれば作業の負担を減らし、作業効率が向上します。
例えば、土砂を運ぶことが多い建設現場の場合、ダンプカーのように荷台が斜めに傾き、滑り落とすように土砂を降ろせる特装車両を活用すれば、架装されていないトラックよりも簡単に土砂を降ろせ、作業時間の短縮に繋がります。
また、リフトが付いた特装車両であれば、人力では積み上げられない重い荷物でも、リフトを使って荷台の高さまで持ち上げられるため、より重量の大きい荷物の運搬が可能です。
特装車両はそれぞれの用途に合った形で改造されるため、仕様が細かく分かれています。
特装車両の購入を検討している方は、購入後どのような用途で活用するのか明確にした上で選ぶと良いでしょう。
2.用途に合った特殊機能を手に入れられる
2つ目のメリットは用途に合った特殊機能を手に入れられることです。
特装車両といってもさまざまな種類や仕様があるため、仕様によっては価格も高くなりますが、バリエーションが豊富で必要最低限の仕様で架装すれば初期費用を抑えることも可能です。
食品などを配送する企業では防水仕様や、冷蔵・冷凍仕様の車両が装備されるなど、さまざまな企業で採用されており、必要な装備を気軽に導入できます。
また、車体に自社のロゴやラッピングを施すことで、広告としても活用できるため、作業の効率化とともに企業のPRにも繋がります。
3.ビジネスシーンで活用しやすい
3つ目のメリットはビジネスシーンで活用しやすいことです。
社用車といえば、移動手段や荷物の運搬で使用されることが一般的ですが、それ以外にも様々な用途で活用されています。
特に、最近では新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ムーヴィングオフィスの注目が高まっています。
ムーヴィングオフィスとは、仕事で利用する自動車にデスクやモニター、棚などを架装することで、外出時でも車内でデスクワークできるように架装した自動車です。
例えば、営業担当者の方が外出先でスキマ時間に仕事ができる、事務所が用意されていない工事現場でミーティングや休憩ができるというような活用方法が可能です。
営業担当者のケースだと、バッテリーやFFヒーターが搭載された特装車両であれば、エンジンを停止しているときでもスマホ・パソコンの充電や室温管理できるため、どこでもテレワーク・ミーティング・商談などが可能です。
スキマ時間を活用するため、業務の効率化に繋がるのです。
また、フルフラットにアレンジできる特装車であれば、車内で就寝することもできるため、仮眠を取りたい時や宿泊の伴う出張時にも活用できます。
ムーヴィングオフィスとして利用するならハイエースの特装車両がおすすめ
ムーヴィングオフィスとして利用できる特装車両をお探しの方には、ハイエースの特装車両がおすすめです。
「対面で商談したい時」や「大きい荷物を積みたい時」など、シーンに合わせてシートアレンジ可能で、ちょっとした事務作業に便利なテーブルもオプションでご用意。
また法人のお客様だけではなく、個人のお客様のキャンパーユースとしても最適な特装車両です。
ムーヴィングオフィスの導入を検討している方はぜひ神奈川トヨタ自動車へご相談ください。
ビジネスシーンでも大活躍の特装車両で業務効率化を
今回は特装車両とはどのような車なのか、活用するメリットについて解説しました。
用途に合った特装車両を導入すれば、作業を円滑に進められます。
特にテレワークや対面での商談時など、主にビジネスシーンでの利用を考えている方にはハイエースの特装車両がおすすめです。
特装車両の購入を検討中の方は、神奈川トヨタ自動車までご相談ください。