2024.02.17
社用車にはどれがおすすめ?ボディタイプ別の特徴や違いを解説
社用車はボディタイプによって、燃費性能、ラゲージスペースの広さなど、特徴がそれぞれ異なるため、業務内容や用途に合ったボディタイプを選ぶことが大切です。
今回は社用車のボディタイプ別の特徴や違い、用途別のおすすめのトヨタ車もご紹介します。
社用車を購入するにあたってどの車種にしようか迷っている方は参考にしてみてください。
社用車は用途によって3種類に分かれる
社用車は主に以下の3種類に分けられます。
- 営業車
- 配送車
- 役員車
上記3つはそれぞれ使う目的が異なります。
例えば、荷物をたくさん積む機会があるにもかかわらず、燃費の良さだけを重視してコンパクトカーを社用車に選んだ場合、使いにくさを感じるでしょう。
そのため、社用車は用途に適したボディタイプを選ぶことが大切です。
まずは上記の3種類に対してそれぞれどのようなボディタイプが適しているのかご紹介していきます。
営業車にはコンパクトカーがおすすめ
営業車にはコンパクトカーがおすすめです。
営業車は主に、営業担当の方が取引先企業を訪問するときなどに使われる社用車です。
また、法人営業だけでなく、不動産業界などでは物件を案内するためにお客様を乗せて移動するための車としても活用されます。
用途は企業によってさまざまですが、決まったエリアで頻繁に使用する機会が多いでしょう。
そのため、燃費性能に優れていて、取り回しのしやすい車種が多いコンパクトカーが適しています。
配送車にはバンタイプの車がおすすめ
配送車には荷物をたくさん積めるバンタイプが人気です。
配送車の場合、運搬する荷物や物量によっても異なりますが、荷物を運ぶことを主な目的として活用されるため、それぞれの配送物に合わせて車種を選ぶ必要があるでしょう。
多くの荷物を運んだり、機材などを積み込んだりする業種の場合は、トラックタイプや1BOXなどの社用車が多く活用されます。
また、配送営業のように、配送をおこないながらも営業活動をおこなう方は、ライトバンタイプやワゴンタイプのような車種も良いでしょう。
役員車はセダンやミニバンがおすすめ
役員車には高級感や乗り心地と品格を重視したセダンやミニバンが人気です。
役員車は社長や役員などが移動する際に主に活用し、他にもVIPなお客様を送迎する際などに使用します。
企業のイメージを左右する車でもあるため、営業車などと比較するとハイクラスの車種を選ぶ企業も多いです。
一方で、「あまりに高額な車種を選ぶと取引先に良い印象を与えない」ということから、取引先よりもハイクラスの車種は避ける企業もあり、役員車を選ぶ際は関係先への配慮も必要になってきます。
用途別に社用車としておすすめのトヨタ車を紹介!
次に、ここまでにご紹介した3種類の用途に、それぞれ適したトヨタ車をご紹介していきます。
営業車として人気の高いトヨタ車
営業車におすすめのトヨタ車は下記の3車種です。
- アクア
- ヤリス
アクア
「アクア」は全長4,050mm(※1)、全幅1,695mm、全高1,485mm(※2) と、取り回しのしやすいボディサイズが特徴です。
最小回転半径は4.9〜5.3m と、小回りの良さも優れており、街中を走行する際も余裕を持って運転できます。
また、燃費は最高で35.8km/L (※3)を実現しているため、燃料代を抑えることができ、経済的です。
充電用USB端子/通信用USB端子(※4)も搭載しており、車内でスマホやPCなどを充電する方にも最適です。
(※1)「GR SPORT」は4,095mm
(※2)E-Fourは1,505mm
(※3)「B」グレードのWLTCモード。E-Fourは30.1km/L。スペアタイヤを装着した場合は、各モード燃費はWLTC:35.1km/L、市街地:35.1km/L、郊外:38.4km/L、高速道路:33.2km/Lとなります。
(※4)充電用USB端子は「GR SPORT」「Z」に標準装備。通信用USB端子(USB入力)は全車に標準装備。
ヤリス
「ヤリス」はアクアと同様に、コンパクトで取り回しのしやすいサイズで、燃費性能に優れているのが特徴です。
最小回転半径は4.8〜5.1mで、燃費性能は最高で36.0km/L(※1) を実現しています。
またアクアとの違いは、ヤリスにはハイブリッド車だけでなくガソリン車も用意していることです。
手頃な価格で購入できるため、社用車を複数台導入したい方、できるだけ価格を抑えて導入したい方にも人気の1台です。
(※1)スペアタイヤまたはターンチルトシートを装着した場合、各モード燃費はWLTC:35.4km/L、市街地:35.5km/L、郊外:38.8km/L、高速道路:33.6km/Lとなります。
商用車として人気の高いトヨタ車
商用車におすすめのトヨタ車は下記の2車種です。
- ハイエース バン
- プロボックス
ハイエース バン
「ハイエース バン」は配送車として絶大な人気を誇る車種の1つです。
最大の魅力は、荷室スペースの広さと耐久性の高さです。
エンジン直結冷却ファンの最適配置などにより、1tキャブバンクラス最大級の荷室床面長を実現。
また、荷室スペースは広いだけでなく、素早い出入りやできるだけかがまずに荷物の積み下ろしがしやすいよう、バックドアの開口高・幅にこだわって設計しています。
センターコンソールなどの便利な収納を室内の随所に配置し、使い勝手の良さにも配慮しました。
自営業やフリーランスの方はアレンジ次第で、仕事用としても、プライベート用としても幅広く活用できます。
中古車が海外の市場にも出回るほど耐久性が高く、リセールバリューの高さも期待できるため、将来的に買い替えを考慮されている方にもおすすめです。
プロボックス
「プロボックス」は使い勝手のいいボディサイズと、利便性に優れた収納スペースが特徴です。
配送車としてはもちろん、営業車として利用している企業も多く、社用車では人気の高い車です。
荷室はただ広いだけでなく、フラットな床面やドアの開閉のしやすさなどに配慮し、荷物を積みやすいように設計。
シートバックを倒せばフラットな荷室スペースがさらに広がり、乗車人数や荷物の量に合わせて柔軟にアレンジできます。
さらに、ハイブリッド車も用意しているため、長距離走行する機会がある企業様にも嬉しい1台です。
役員車として人気の高いトヨタ車
役員車におすすめのトヨタ車は下記の2車種です。
- クラウン
- プリウス
クラウン
1955年の発売以来、長い歴史を誇る「クラウン」。
高級セダンであるクラウンは発売以来、社用車としても高い人気を維持しています。
そして、2022年にはフルモデルチェンジをおこない、クラウン初のSUVモデルとなる「 CROSSOVER(クロスオーバー)」を発売。
ヘッドランプ・テールランプに左右一直線のデザインを採用し、先進的な印象に。
また、大径タイヤの採用により、アグレッシブで力強い印象を感じさせるデザインへと変化しています。
運転席からの見晴らしもよく、操作機器を集約させているため、運転中の視線移動や無駄な動作を最小限に抑えられます。
後席は大きなリヤドアガラスを採用し、外の眺めを楽しめるように配慮しているほか、上質なシートがラウンジのようにゆったりとした空間を演出しています。
運転者としても、搭乗者としても特別感を感じられる1台です。
また、第3弾として登場した「SEDAN(セダン)」はショーファーカーらしい上質な乗り心地で、役員車や送迎用にもおすすめです。
プリウス
ハイブリッド車の先駆けとして、人気の高い「プリウス」。
2023年にフルモデルチェンジし、プリウス独自のデザインである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながら、スタイリッシュなデザインへと生まれ変わっています。
法人推奨グレード「X」の2WDの燃費は、WLTCモードで32.6km/L を実現し、長距離の移動がある方にもおすすめです。
予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備 し、トヨタの先進安全装備が万が一の時でも衝突回避・被害軽減をサポートしてくれます。
荷室容量は422L(※1) を確保しており、出張などでスーツケースなどの大きな荷物がある時も余裕を持って積み込めます。
(※1)VDA法による社内測定値。スペアタイヤ装着車は荷室容量が異なります。
おすすめのボディタイプから用途に合った社用車を選んでみては?
今回は社用車のボディタイプ別の特徴や違い、用途別のおすすめのトヨタ車を紹介しました。
車はボディタイプによって特徴は大きく異なるため、社用車を選ぶ際は業種・業態に合わせて最適な1台を選ぶことが大切です。
社用車の導入を検討している方は今回の内容を参考に、用途に合った1台を選んでください。
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