2026.08.31
災害への備えにも。法人車として注目したいトヨタ車の給電機能
近年、地震や台風、豪雨などの自然災害が全国各地で発生しており、企業にとって災害への備えはますます重要なテーマとなっています。
災害発生時には停電や通信障害が起こることも珍しくなく、事業を継続するためには、電源の確保や迅速な初動対応が欠かせません。
こうした背景から、多くの企業でBCP(事業継続計画)の見直しや強化が進められています。
その中で注目されているのが、社用車を非常時の電源として活用するという考え方です。
今回は、法人車として注目したいトヨタ車の給電機能と、その活用メリットについてご紹介します。
BCP対策として注目される、給電できる社用車

BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)とは、災害などの緊急事態が発生した際でも、事業を継続、または早期に復旧させるための計画のことです。
多くの企業で防災備蓄や非常用発電機の導入が進むなか、新たな選択肢として注目されているのが、給電機能を備えた社用車の活用です。
給電機能を備えた車両であれば、停電時でもPCや通信機器を稼働・充電することができ、業務の初動対応や取引先との連絡を即座に再開できます。
非常用発電機などの特別な設備を新たに導入しなくても、普段活用している社用車が非常用電源として活躍する点は、大きな魅力です。
社員の安心や企業価値の向上にも貢献

給電機能つきの社用車は、単なる業務復旧の手段にとどまらず、社員の安全確保や企業の社会的信頼(CSR)にも直結します。
例えば、外出先や移動中に被災した場合でも、社用車から電力を確保できれば大きな安心感に繋がります。
スマートフォンやノートパソコン、ラジオなどへ電力を供給することで、行政からの情報や気象情報を継続して確認することが可能です。
夏場の扇風機や冬場の電気毛布など、避難時の環境を整える家電が使えることは、過酷な状況下でのストレスや体調不良を和らげることに繋がります。
また、停電した近隣住民や避難所に電力をシェアしたり、車から温かい飲み物や食事を提供したりできれば、災害時の地域貢献としても大きな役割を果たします。
従業員の安全を第一に考え、万が一の際には地域社会にも貢献できる体制を整えることは、結果として企業に対するステークホルダーからの信頼や価値を高めることにつながります。
トヨタの給電システムは用途に応じて4種類

トヨタの給電対応車には、車種やパワートレーン(HEV・PHEV・BEVなど)に応じていくつかの給電方式が用意されています。
多くのハイブリッド車(HEV)に搭載されているのが、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)/非常時給電システム付」です。
停車中に車内のコンセントから最大1500Wまでの電化製品が使え、災害時の電源として手軽に活用できます。
また、「アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)」は、走行中や停車中に車内で電化製品を使用したい場合に役立ちます。
PHEVやBEVの一部車種では、充電口に専用アダプターを繋ぐ「AC外部給電システム(ヴィークルパワーコネクター)」も使用できます。
ドアや窓を閉め切ったまま安全に車外へ電力を供給できるため、屋外作業や災害時の避難生活でより柔軟に活躍します。
さらにbZ4XをはじめとしたBEVや一部のPHEVでは、最大9,000Wの大電力を供給できる「DC外部給電システム」にも対応しています。(※1)
V2H機器と連携させることでオフィスの建物自体へ電力を送るなど、より本格的な災害対策を実現することも可能です。
車種によって対応する給電方式は異なりますが、トヨタでは日常の利便性から災害時の備えまで、さまざまなニーズに応える給電システムをラインアップしています。
(※1)DC(直流)電力をAC(交流)電力に変換する別売りの外部給電器が必要となります。
給電機能を備えたトヨタ車をご紹介
ここからは、社用車におすすめの給電機能を備えたトヨタ車をご紹介します。
業務内容や使用シーンに合わせて車種を選べる点も、トヨタ車の大きな魅力です。
プリウス:営業車にもおすすめの給電対応モデル

優れた燃費性能で営業車としても人気のあるプリウスは、防災の観点からも非常に頼もしいモデルです。
「非常時給電システム」が全車に標準で備わっており、停電時には一般家庭約5日分(※1)の電力を供給できます。
日々の営業活動で燃料代のコストを抑えながら、いざという時の電源としても機能します。
さらにPHEVモデルは、外部から充電ができるため、日常の移動はEV走行を中心とした移動で環境負荷と燃料代を大幅に削減できます。
災害などの非常時には一般家庭の約5.5日分(※2)の電力を供給できるため、BCP対策としても高い安心感があります。
また、PHEVモデルは「G」と「Z」の2グレードから選択でき、用途や必要な装備に合わせて選べることも魅力です。
環境性能と経済性、さらに災害時への備えを兼ね備えたプリウスは、営業車や社用車として幅広い企業におすすめの一台です。
(※1)ガソリン満タン/消費電力400W時。プリウス2.0Lの場合。プリウス1.8Lの場合、約4.5日。 (※2)満充電・ガソリン満タン/消費電力400W時。
※コンセントを安全にお使いいただく上での注意事項
●AC100Vで消費電力の合計が1500W以下の電気製品を使用してください。規定容量を超える電気製品を使用すると、保護機能が働き、給電機能が停止することがあります。その場合は、単独で電気製品を使用してください。
●使用する電気製品によっては、大きな電流が流れ、瞬間電力が1500Wを超える時があります。この場合、保護機能が働き、給電機能が停止することがあります。
アルファードPHEV:移動オフィスとしても活躍する一台

高級ミニバンならではの上質な乗り心地と、快適な居住性を誇るアルファードPHEVは、優れた給電性能も備えた1台です。
停電時には非常用電源として活用できるだけでなく、その広大で快適な室内空間を災害時の移動オフィスや社員の応急避難・休憩スペースとして活用できます。
普段は役員車や送迎車としての上質な移動を提供し、非常時には企業の防災拠点として車内から指揮を執ることも可能です。
事業の継続性と社員の安心を支える一台として高い価値を発揮します。
bZ4X:大容量給電に対応した電気自動車

bZ4Xは、走行時にCO₂を排出しない環境性能に加え、外部給電機能にも対応しています。
車内のアクセサリーコンセントに加え、ヴィークルパワーコネクターによるAC外部給電や、専用機器を使用するDC外部給電システムにも対応(※1)しており、用途に応じてさまざまな給電方法を選択できます。
災害時の非常用電源としてはもちろん、イベント会場や屋外での業務など、幅広いシーンで活躍する一台です。
(※1)DC(直流)電力をAC(交流)電力に変換する別売りの外部給電器が必要となります。
クラウン(クロスオーバー・スポーツ・エステート):環境性能と安心を兼ね備えたモデル

クラウンシリーズのHEV・PHEVモデルも給電機能に対応しており、停電時には電化製品への給電が可能です。
高級感あふれるデザインや快適な乗り心地に加え、環境性能や非常時への備えも兼ね備えているため、役員車や来客対応車としてはもちろん、企業の防災対策にも貢献します。
日常の移動から災害時まで幅広く活躍することが、クラウンシリーズならではの魅力です。
災害時も日常業務も支える給電機能を社用車選びの新たな基準に
自然災害への備えが企業にとって重要性を増すなか、社用車にも移動するための車以上の役割が求められる時代になっています。
トヨタのハイブリッド車やPHEVに搭載された給電機能は、停電時の非常用電源として活用できるだけでなく、屋外での業務やイベントなど、日常のさまざまなシーンでも活躍します。
さらに、燃費性能や環境性能にも優れていることから、経費削減や環境負荷の低減にも貢献します。
もしもの備えと毎日の業務効率を一台で実現できることは、法人車として大きな魅力といえるでしょう。
これから社用車の導入や買い替えをご検討中の企業は、給電機能という新たな視点から車選びをしてみてはいかがでしょうか。
神奈川トヨタ自動車では、お客様の業種や用途に合わせた最適な車種選びをサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。
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