プリウス PHEV とbZ4X、役員車としての理想を探る

企業のトップや経営陣を乗せる役員車は、単なる移動手段にとどまらず、企業の価値観や姿勢を映し出す象徴的な存在となります。

環境への意識が高まる昨今、役員車にも「静かで上質」といった使い勝手の良さに加えて、「環境にやさしい」「先進的な印象を与える」という企業価値を高める要素が求められています。

その中で注目されているのが、トヨタのプリウス PHEVとbZ4X。

どちらも電動化技術を象徴するモデルですが、キャラクターは大きく異なります。

今回は、役員車としてどちらがよりふさわしいかという観点で、プリウスPHEV「Z」とbZ4X「Z(FWD)」を比較していきます。

 

車両本体価格

プリウス_PHEV

プリウスPHEV「Z」とbZ4X「Z(FWD)」の車両本体価格は以下の通りです。

プリウスPHEV「Z」 4,608,900円(税込)
bZ4X「Z(FWD)」 5,000,000円(税込)

bZ4XはFWD以外に4WDも選択可能で、価格は5,500,000円(税込)です。

より価格を抑えた「G」グレードもあります。

それぞれの特徴

プリウスPHEV 「Z」は、トヨタの代名詞ともいえるハイブリッド技術をさらに発展させたプラグインハイブリッド車です。

満充電時にはEV走行で87km(WLTCモード・19インチタイヤ装着車) を走ることができ、都市部での日常利用は電気のみでこなせます。

一方で、ガソリンエンジンも搭載しているため、長距離移動でも電池残量を気にする必要がなく、安心してどこへでも出かけられるのが特徴です。

一方、bZ4Xはトヨタ初の本格BEVで、ガソリンを一切使わず電気の力で走行します。

トランスアクスル、モーター、インバーターを一体化したeAxle(イーアクスル)により、ガソリン車とは段違いのパワーと加速感を実現しています。

「Z(FWD)」グレードの一充電走行距離は746km(WLTCモード) となっており、急速充電では最短約28分で80%充電が可能 。(※1)

航続距離の拡大と充電性能の向上によって、BEV特有の不安は大幅に軽減しています。

通勤や市街地走行はもちろん、役員が地方出張などで長距離を移動する際も安心して利用できます。

(※1)駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から80%まで充電するためのおおよその時間。150kW(350A)の急速充電器(スタンド)の場合

 

上質な移動空間を支える快適性

    bZ4X_室内空間  

役員車の条件として欠かせないのが、「静粛性」と「乗り心地の上質さ」です。

プリウス PHEV「Z」は、モーター走行時の静粛性に加え、エンジン稼働時も遮音性が高く、車内は常に穏やかな空間が保たれます。

低重心設計とサスペンションの最適化により、路面の段差や振動を巧みに吸収し、後席でも安定した快適さを感じられるのが特徴です。

また、インテリアの質感は従来のプリウスから大幅に向上し、黒を基調としたモダンな空間が、ビジネスシーンにもよく似合います。

対してbZ4X「Z」は、BEVならではの圧倒的な静粛性を誇ります。

エンジン音も振動も一切ないため、走行中は驚くほど静か。

車内での電話対応や会話もストレスなく行える点は、役員車として非常に大きなメリットです。

広々とした室内とフラットな床がもたらす開放感も相まって、長時間の移動でも疲れを感じにくい仕上がりです。

SUVらしい高めの着座位置は見晴らしがよく、送迎時にも乗り降りしやすい設計となっています。

 

デザインと企業イメージ

bZ4X

外観の印象も、役員車選びには欠かせないポイントです。

プリウス PHEV「Z」は、シャープでスポーティなデザインが特徴。

低く構えたシルエットは静かな存在感を放ち、環境に配慮しながらも「先進的で洗練された企業」を印象づけます。

一方で、bZ4X「Z」は、力強さと未来感を併せ持つSUVスタイル。

無駄のないクリーンな造形は、企業の持続可能性への姿勢を象徴するようなデザインです。

環境経営や脱炭素に積極的な企業にとっては、その存在自体がメッセージになります。

 

安全装備とドライバー支援性能

bZ4X_安全機能

両モデルとも、最新のToyota Safety Senseを標準装備 しています。

衝突被害軽減ブレーキ、車線維持支援、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール、出会い頭の事故防止をサポートするフロントクロストラフィックアラートなど、先進の予防安全技術を搭載 。

特に、長時間の送迎や渋滞が多い都市部での利用において、ドライバーの疲労軽減効果は大きなポイントです。

さらにプリウス PHEV「Z」bZ4X「Z」ともに、駐車支援システム「アドバンストパーク」を標準装備 しているため、限られたスペースでの車庫入れもスムーズに行えます。

役員車としての安全で安心な送迎を強力にサポートします。

 

法人導入の視点で見る実用性

プリウスPHEV_充電イメージ

法人車としての導入を考えた場合、運用コストや充電環境の整備も重要な検討要素です。

プリウスPHEV 「Z」はガソリン給油と充電の両方に対応できるため、導入直後からインフラ整備の負担が少なく、すぐに運用を始められます。

燃費性能も非常に高く、電気とガソリンを組み合わせることで、総合的なコストパフォーマンスは優秀です。

一方、bZ4X「Z」は、走行時のCO₂排出がゼロという圧倒的な環境性能を誇ります。

充電設備さえ整えば、電気代のみで運用できるため、長期的なランニングコストは非常に低く抑えられます。

また、昨今ではPHEVやBEV導入に対する補助金制度や税制優遇も充実しており、補助金を上手に活用すれば導入コストを抑えることもできるでしょう。

これらの車両の導入を検討している場合は、国の補助金や地方自治体の補助金を活用できるかを確認し、トータルコストを比較することも大切です。

 

役員車としてどちらを選ぶべきか

bZ4X_走行

プリウスPHEV 「Z」とbZ4X「Z」。

どちらも役員車として高い完成度を誇りますが、選ぶべき方向性は企業の価値観によって変わります。

「実用性」「経済性」「利便性」を重視し、既存のインフラを活かしたい場合は、プリウスPHEV「Z」が最適です。

日々の送迎も長距離出張も1台でこなせる万能さが魅力で、導入後の運用負担も少ないでしょう。

一方で、環境配慮を経営の柱に据え、「次世代へのコミットメント」を社外に示したい企業には、bZ4X「Z」がふさわしい選択です。

746kmという航続距離と28分での急速充電性能により、BEV特有の制約はもはや過去のもの。

ゼロエミッションで静かに走る姿は、まさに未来の企業車を体現しています。

また、BEVの場合は車両購入だけでなく充電インフラ導入にも補助金が活用できることもあり、補助金を活用すればPHEV車と同等のコストで導入も可能です。

 

静粛性・環境性能・ブランド力で選ぶ、次世代の役員車

プリウスPHEV 「Z」は、ハイブリッド技術の成熟と信頼性を背景に、上質で実用的な移動空間を提供する一台。

bZ4X 「Z」は、完全電動化による新時代の価値を提案し、企業の未来志向を象徴するモデルです。

いずれを選んでも、企業のイメージアップと快適な役員送迎を両立できることに変わりはありません。

今、役員車は「静粛性」「環境性能」「ブランド力」で選ぶ時代。

企業イメージに合う1台を見つけてください。

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