クラウンセダンvsアルファード。社用車にするならどっちがおすすめ?

どちらも2023年に新型が発売されてから話題となっているクラウンセダンとアルファード。

この記事ではクラウンセダンとアルファードの違いを比較しながら、どちらが社用車におすすめかについて解説していきます。

社用車の購入をお考えの方や、クラウンセダンやアルファードの新型モデルが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

 

クラウンセダンとアルファードのそれぞれの特徴を比較

まずはクラウンセダンとアルファードの特徴について詳しく説明していきます。

 

クラウンセダンの特徴

クラウンセダン

2023年11月に登場した新型クラウンセダンは、パーソナルにもビジネスにも応えるセダンとして、「ニューフォーマル」という新たな価値観を追求しました。

水平基調の美しいたたずまいの外観で、フロントフェイスはトヨタのフラッグシップにふさわしい存在感のある見た目に仕上げています。

また、室内は全64色 のLED照明による日本ならではの光による演出と、大型の杢目調パネルを採用し、広がりと心地よさのある上質な空間に

後席はゆとりを確保し、「後左右席フットレスト(収納袋付)」や「電動式リヤサンシェード&手動式リヤドアサンシェード」、「降車時リクライニングサポート機能(後左右席)」などの装備も搭載しました。

リラクゼーション機能やおもてなし装備が充実しているのが魅力で、クライアントを接待するときにも最適です。

エンジンは「FCEV」と「HEV」の2種類を用意し、低燃費かつ低振動、静粛性にもこだわったセダンです。

 

アルファードの特徴

アルファード

アルファードは2023年6月に、4代目 となる新型モデルを発売しました。

ファミリー層にも人気のアルファードですが、社用車では送迎用として数多く導入されており、ラグジュアリーかつ快適な空間は、大事なお客様を送迎する際に最適です。

スーパーロングオーバーヘッドコンソールを開発し、照明や各種スイッチ類、エアコンの吹き出し口などの機能を天井中央に集約し、後席のどこにいても使いやすい操作性を実現

「ユニバーサルステップ(スライドドア左右/メッキ加飾付)」(※1) やシェードの設定、オットマンとアームレストにもヒーターを搭載するなど、乗降性と快適性にもこだわっています

エンジンは「ハイブリッド車」と「ガソリン車」の2種類を用意しており、ミニバン用に最適化したTNGAプラットフォーム(GA-K)や新開発の低騒音タイヤを採用。

高級サルーンにふさわしい優れた乗り心地を体感できます。

さらに、「Toyota Safety Sense」はトヨタのミニバンとして最も充実した機能を搭載(※2) しており、安全性能にも優れた魅力の1台です。

(※1)全車にメーカーオプション
(※2)2023年6月現在。トヨタ自動車調べ。

 

クラウンセダンとアルファードの価格と燃費性能について

アルファード

次に、クラウンセダンとアルファードの価格と燃費性能について比較していきます。

まず、クラウンセダンの価格設定 です。

グレード パワートレーン 価格(消費税込)(※1)
「Z」 ハイブリッド 7,300,000円
FCEV 8,300,000円

一方、アルファードの価格設定 は以下のとおりです。

グレード パワートレーン 価格(消費税込)(※1)
「Z」 ガソリン 【2WD(FF)】5,400,000円
【4WD】5,598,000円
ハイブリッド 【2WD(FF)】6,200,000円
【4WD】6,420,000円
「Executive Lounge」 ハイブリッド 【2WD(FF)】8,500,000円
【4WD】8,720,000円

クラウンセダンは「Z」グレードのみの展開であるのに対して、アルファードは複数グレードかつガソリン車がラインナップしています。

ご自身の予算に合わせてより幅広い選択肢の中から選びたいという方にはアルファードがおすすめです。

次に、燃費性能 についても比較していきましょう。

車種 燃費
クラウンセダン(HEV) 18.0km/L(WLTCモード)※「クラウンセダン(FCEV)」の燃料消費率は148km/kg
アルファード 10.3〜17.7km/L(WLTCモード)

クラウンセダンの方が僅かに燃費性能は優れていますが、大きな違いはありません。

クラウンセダンは「FCEV」が選択可能なため、二酸化炭素を排出せず、環境にも配慮した車をお探しの方には最適です。

 

クラウンセダン?アルファード?まだ迷う方は2つの基準で社用車を選んでみては

クラウンセダンとアルファードの特徴や違いについて紹介してきましたが、まだどちらにしようか迷う方は以下の2つを参考に選んでみてください。

  • 社用車の使い方
  • 会社のイメージに合うかどうか

社用車の使い方

アルファード

1つ目は「社用車の使い方」です。

社用車をどのように使うかによって、クラウンセダンを選ぶべきか、アルファードを選ぶべきかが異なります。

例えば、5人以上で乗る機会があったり、出張や会社の行事などで大きな荷物を載せる機会があったりする場合は、室内空間を広く活用できるアルファードが適しているでしょう

一方で、ショーファーカーとしての使用や、秘書やゲストの方が乗ったとしても3〜4人での使用が多い場合は、クラウンセダンがおすすめです

どちらも高級感のある車種のため役員車や送迎車として最適ですが、役員車として使用する場合はセダンタイプの方がよりフォーマルな印象を与えるでしょう。

セダンとミニバンというボディタイプの違いから乗車定員が大きなポイントとなるため、購入後をイメージしながら選んでみてください。

 

会社のイメージに合うかどうか

クラウンセダン

2つ目は「会社のイメージに合うかどうか」です。

クラウンセダンとアルファードはどちらも高級感やおもてなしにこだわったトヨタ車ですが、それぞれが持つイメージは異なります。

大人な印象を持つクラウンセダンに対して、ファミリーカーとしての需要も高いアルファードは幅広い層から人気を集めています。

他にも、新型クラウンセダンのエンジンは「FCEV」と「HEV」が用意されているという点から、環境への配慮という面で会社のブランド向上にもつながるでしょう。

また、取引先の社用車なども参考にしつつ、企業イメージに対してクラウンセダンとアルファードのどちらが合っているかを考慮した上で、最適なモデルを選びましょう。

 

最後は試乗で!クラウンセダンとアルファードの社用車としての魅力を体感しましょう!

今回はクラウンセダンとアルファードの違いを比較しながら、どちらが社用車におすすめかについて解説しました。

クラウンセダンとアルファードはそれぞれ異なる特徴を持ち、社用車としての使い勝手や満たしてくれるニーズも異なります。

企業イメージや取引先なども考慮しながら、自社にとって最適なモデルを社用車に選んでみてください。

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