GR86/BRZ Cup Rd.7☆レースレポート

 

11月29日(土)・30日(日)岡山県・岡山国際サーキットにて

「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 第7大会」が開催されました。

 

今回も2台体制で参戦しました！

 

【予選】

セッション開始と同時に、元嶋佑弥選手、高橋選手の順でコースイン。

慎重にタイヤを温めながら、アタックを開始しました。

序盤は、高橋選手が3番手、元嶋佑弥選手が4番手をマークするも、次々にタイムが更新され、高橋選手7番手、元嶋選手16番手で予選を終えました。

両者のタイム差はわずか0.317秒。

0.317秒の間に8台がひしめく非常に僅差の戦いとなりました。

 

 

【決勝】

日曜日の天候は晴れ。

高橋選手は7番グリッドから好スタートを決め、6位に浮上するも1回目のセーフティーカー(SC)あけの再スタートで7位に後退し、そのままフィニッシュ。

16番グリッドからスタートした元嶋選手は、序盤に13位までポジションアップ。混戦の中で他車との接触があり、順位を落としたもののその後、順位を上げ、16位でレースを終えました。

2度のセーフティーカー(SC)導入で攻防の機会が少ない展開でしたが、高橋選手は、十勝以来のポイント獲得。元嶋選手も接触がありながら無事フィニッシュし、シーズンを締めくくりました。

 

 

 

13年目のシーズンを終えたDTEC TEAM MASTER ONE 。

元嶋佑弥選手は、開幕から安定した走りを見せ、特にモビリティリゾートもてぎ(5月・第2大会)と鈴鹿サーキット(10月・第6大会)では、5位入賞を果たし、チームに貴重なポイントをもたらしました。

 

高橋知己選手は、十勝スピードウェイで圧巻のパフォーマンスを披露。予選でポールポジションを獲得し、決勝ではそのまま逃げ切りポールトゥウィンを達成しました。

この勝利は、チームにとって2016年以来となる快挙であり、13年目を象徴する大きな成果となりました。

 

厳しいコンディションや予期せぬトラブルを乗り越えながら、選手とチームが一丸となって戦った姿は、まさに“共鳴”を感じるシーズンとなりました。