HEALTH 健康経営宣言
Ⅰ.健康経営宣言
主な取り組み
- 1.幅広い健康施策に積極的に取り組むことで、心と体の健康を保持・増進する。
- 2.健康診断受診及びその結果に基づくフォローアップの徹底により、従業員とその家族の疾病を予防する。
- 3.過重労働による健康障害防止のための取り組みを推進する。
- 4.年次有給休暇の取得促進による仕事と生活の調和(ワークライフバランス)を推進する。
- 5.育児・介護・治療と仕事の両立への取り組みを推進する。
Ⅱ.組織体制
Ⅲ.具体的な取り組み
1.実績
| 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2028年目標値 | |
|---|---|---|---|---|
| 対象人数 | 3,117人 | 3,125人 | 3,238人 | ─ |
| ストレスチェック受診率※ | 100% | 100% | 100% | 100% |
| 健康診断受診率※ | 100% | 100% | 100% | 100% |
| 人間ドック受診率 (40歳以上の被保険者) |
71.5% | 72.7% | 73.4% | 80%以上 |
| 婦人科検診受診率※ (33歳以上の女性被保険者) |
31.7% | 33.3% | 52.9% | 70%以上 |
| 肥満該当者 | 38.0% | 39.7% | 31.6% | 25%未満 |
| 喫煙率 | 45.9% | 44.5% | 45.9% | 35%未満 |
| 安全衛生委員会 安全衛生パトロール実施回数 |
48回 | 42回 | 48回 | - |
| ワーク・エンゲイジメント | 2.41 | 2.39 | 2.40 | 2.50 |
| 育児休業取得割合 | 男性1.2% 女性100% | 男性0% 女性100% | 男性5.3% 女性100% | ─ |
※長期休業者、産前産後休業者、育児休業者を除く
2.有所見者へのフォロー
人間ドック・健康診断の結果に基づき、有所見者(要精密検査・要再検査)に対し、フォローアンケートを展開し、回答内容に応じて准看護師・産業医による電話相談および面談を実施しています。
3.感染症予防への取り組み
インフルエンザの感染予防として、全社員・パートを対象に予防接種の費用補填を実施しています。
また、予防対策用品(消毒液、空間除去剤)を各事業所に設置しています。
4.メンタルヘルス対応
専門部署を設置し、有資格者(臨床心理士、精神保健福祉士)による相談が可能です。
また、外部による「24時間電話健康相談・チャット相談サービス」提携をしています。
5.過重労働の防止
勤務時間選択制度を導入し、長時間労働にならないシフト組みに取り組んでいます。
また、本社部門においては、ノー残業デーを設定しております。
6.育児・介護・治療と仕事の両立への取り組み
育児・介護・治療が事由の場合、短時間勤務制度を利用できます。
また、育児による短時間勤務制度の利用期間を小学6年生まで延長しました。
7.喫煙対策
産業医による禁煙外来治療(有料)を実施しています。
また、禁煙講習においてタバコによる健康影響の情報展開をしています。
Ⅳ.従業員の健康課題への取り組み
1
| 課題分類 | 生活習慣病などの疾病予防 |
|---|---|
| 課題内容 | 定期健康診断・人間ドック有所見者の、精密検査・再検査の受診率が46.9%とまだ低い。ヘルスリテラシーの高い社員が少ないことが課題。 |
| 施策実施内容 | 精密検査、再検査の対象者に対し、保健師よりに個別に受診フォローを行い受診につなげる事で、疾病の発生予防につなげている。 |
| 効果確認 | 受診率は46.4%から46.9%と横ばいで、動画視聴などができるアプリの展開が不十分だった。引き続きアプリ展開で健康意識向上につながる情報提供などをし、早期発見・早期治療による重症化予防の重要性を伝える。 |
2
| 課題分類 | 女性特有の健康課題等、女性の健康保持・増進 |
|---|---|
| 課題内容 | 婦人科健診の費用補填も行っているが、52.9%と受診率が想定より低い。予約方法や受診期間・場所の認知度にまだ課題が残っている。 |
| 施策実施内容 | 婦人科健診受診率向上策として以下の施策を対応した。 ①巡回バスにて定期健康診断と同時に受診可能とした。 ②定期健康診断の診療所において受診可能とした。 ③女性医師や女性スタッフが対応する婦人科健診の診療所情報を提供。 ④動画視聴ができるアプリの展開 |
| 効果確認 | 女性専用日程を設けたこともあり、前年婦人科健診受診率35.6%より52.9%に改善。継続して予約方法や受診期間・場所・アプリなどを周知する。 |
3
| 課題分類 | メンタル不調者の復帰後の再発・疾病・治療の増加 |
|---|---|
| 課題内容 | 復帰者が復帰場所で自分の力を発揮し、活躍できる復帰プログラムの構築。診断書に基づく職場・職務の配慮。 |
| 施策実施内容 | 復帰後も顧問医との定期的面談を実施し、その結果を人事部と共有している。復帰するに当り必ずリハビリ期間を設け、出勤時間・業務内容に配慮している。管理者向けラインケア及びハラスメント研修を行い、本人の不安払拭と意欲向上に繋げるため配属までのフローをプログラム化し、スムーズな復帰を目指す。 |
| 効果確認 | 休業期間・リハビリ期間をしっかり設け、職場・職務との相性を考慮した復帰先を提供できた。 |
