2025.01.20
プロボックスはハイブリッドが買い?ガソリンとの違いを比較!
商用車としてさまざまなシーンで活躍しているプロボックス。
エンジンはハイブリッドとガソリンの2種類を展開しており、どちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
この記事はプロボックスのハイブリッド車とガソリン車を比較しながら、それぞれの特徴や魅力を解説していきます。
【プロボックス】ハイブリッド車とガソリン車の違いを比較!
今回は「乗り心地」「燃費」「価格」の3つの観点から、プロボックスのハイブリッド車とガソリン車の特徴を比較していきます。
乗り心地
まずは乗り心地の比較から見ていきましょう。
ハイブリッド車はスムーズ・パワフル・静かな走りが魅力
プロボックスのハイブリッド車には、ハイブリッド車にしかない魅力があります。
まず、プロボックスの1.5L ハイブリッドシステムは低燃費かつスムーズな加速、低重心化や静粛性の向上による快適な乗り心地を実現しています。
走行状況に応じて燃費優先の走りに制御する「エコドライブモード」と、モーターのみで静かに走行する「EVドライブモード」の2つのモードを設定でき、モーターとエンジンを最適に制御。
省エネはもちろん、エンジン音や排出ガスも抑制できるため、早朝や深夜に走行する時にも周辺への迷惑になりづらいでしょう。
さらに、プロボックスのハイブリッド車には「ばね上制振制御」を採用しています。
「ばね上制振制御」は凹凸に応じて車体の上下の揺れ(ピッチング)を抑制し、揺れを打ち消すように駆動トルクを制御。
滑らかでフラットな乗り心地と疲れづらい運転に貢献します。
ハイブリッド車にはオートエアコンが標準装備
プロボックスのハイブリッド車とガソリン車では、エアコンにも違いがあります。
ガソリン車ではマニュアルエアコンを採用していますが、ハイブリッド車はオートエアコンが標準装備です。
好みの温度を設定しておけば室内温度を自動的に調整してくれるため 、季節を通して快適な空間が得られます。
さらに、ハイブリッド車にはメーカーオプションで運転席にシートヒーターをつけられます。
2段階の温度調節が可能 で、寒い日も肩や腰、下肢を冷やすことなく快適に運転可能です。
収納の違い
プロボックスは働く人が使いやすいよう収納などの装備も追及しています。
スマートフォンやメモ帳などが置けるマルチホルダーや、ノートパソコン、お弁当が置けるインパネテーブルなど、社用車として使いやすい室内を実現しています。
ガソリン車とハイブリッド車の違いを比較すると、ガソリン車には荷室スペース左側にクリーナーやブラシを整理しておける「デッキサイドポケット」を標準装備しており、ハイブリッド車には「センターコンソール小物入れ」が標準装備です。
センターコンソール小物入れはボトルガムなどのちょっとした小物を置くのにちょうど良いです。
荷室容量
スクエアな荷室開口部で抜群の積みやすさが特徴のプロボックス。
荷物が置きやすいように低くフラットな床面に、雨天時にも積み荷作業がしやすいバッグドアデザインなど、働く人に寄り添う工夫を随所に施しています。
ハイブリッド車とガソリン車の積載容量 は以下のとおりです。
ハイブリッド車 | ガソリン車 | |
---|---|---|
2名乗車時 | 350㎏ | 400㎏ |
5名乗車時 | 200㎏ | 250㎏ |
ガソリン車の方が50kg多く載せられるため、重さのある荷物を運ぶ機会がある方はガソリン車がおすすめです。
どちらもA4コピー用紙などの事務用品や長尺物も収納でき、業務効率を高めてくれます。
燃費
次に、プロボックスの燃費性能を比較していきましょう。
ハイブリッド車とガソリン車(1.5L、1.3L)の燃費(※WLTCモード) は以下のとおりです。
1.5Ⅼ 2WD ハイブリッド車 | 22.6km/L |
---|---|
1.5Ⅼ 2WD ガソリン車 | 17.2km/L |
1.3Ⅼ 2WD ガソリン車 | 16.6km/L |
たとえば月に1,500km走行すると仮定し、ガソリン価格を175.7円/L(※1)として計算した場合、1.5Ⅼハイブリッド車(2WD)の1ヶ月のガソリン代は約11,661円(※2)、 1.5Ⅼガソリン車(2WD)では約15,322円(※3)となります。
1ヶ月あたりの差は約3,660円となるため、1年にするとハイブリッド車ではガソリン車に比べ44,000円近くのコスト削減が期待できます。
(※1)「石油製品価格調査(経済産業省 資源エネルギー庁)」より令和6年12月9日時点の数値。
(※2)1,500km÷22.6km/L×175.7円/L≒11,661円
(※3)1,500km÷17.2km/L×175.7円/L≒15,322円
価格
最後にプロボックスの価格を比較していきます。
ハイブリッド車、ガソリン車それぞれの車両本体価格 は以下の通りです。
【ハイブリッド車】車両本体価格(消費税込)
「F」(1.5Ⅼ 2WD) | 2,052,000円 |
---|---|
「GL」(1.5Ⅼ 2WD) | 2,000,000円 |
「GX」(1.5Ⅼ 2WD) | 1,828,000円 |
【ガソリン車】車両本体価格(消費税込)
「F」(1.5Ⅼ 2WD) | 1,777,000円 |
---|---|
「F」(1.5Ⅼ 4WD) | 1,939,000円 |
「G」(1.3Ⅼ 2WD) | 1,529,000円 |
「G」(1.5Ⅼ 2WD) | 1,708,000円 |
「G」(1.5Ⅼ 4WD) | 1,870,000円 |
ハイブリッド車「GX」はガソリン車「G」(1.5Ⅼ、2WD)との価格差が12万円で、コストの差を少なく導入できます。
先述した燃費も踏まえると、1ヶ月あたり1,500km走行した場合、3年程で初期費用の差額分を回収できます。
そのためコストの観点はもちろん、給油の手間を省くという効率的というメリット も踏まえて、ハイブリッド車が選ばれるケースも多くあります。
他にも、環境に配慮したいと考えている企業や、SDGsなどの取り組みの一環としてハイブリッド車を選ばれるケースも多いです。
プロボックスはハイブリッド車とガソリン車、どっちを買う?
今回はプロボックスのハイブリッド車とガソリン車の比較を紹介しました。
装備の充実性や乗り心地、ランニングコストを重視する方、長距離走行が多い方はハイブリッド車がおすすめです。
一方、初期費用を抑えて導入したい方、それほど走行距離が長くない方はガソリン車がよいでしょう。
燃費の良い走りを心がけつつ、初期費用と維持費用のトータルコストを試算した上で最適なモデルを選んでください。
また、業務に適した車選びや費用の計算などでお悩みの方は、お気軽に神奈川トヨタ自動車までお問い合わせください。
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